たまこ、乳がんかもしれないってよ
毎年、会社の定期検診でマンモグラフィと胸部の超音波検査があるのだけど、今年はじめの定期検診でひっかかった。とは言え、以前にも引っかかったことがあったので、「またか」と思っていた。そして言われるままにその日のうちに専門医に見てもらうことになった。こういうところ、すごくスピーディーでタイの総合病院は大好きだ。
それで専門医の診察をうけたのだけど、ものすごーーーく小さいけど疑わしいしこりがある、という。あまりに小さくて専門医でも今すぐ判断がつかないが、もしかすると乳がんの可能性が捨てきれない。この大きさなら今すぐどうこうということはないので、少し様子を見ましょう、と言われた。結局、その日は6ヶ月後の再診予約をして帰宅。
そして再診の日が来たので行ってきました。(前置きおわり)
結果として、今回も確定診断は出ず。大きさはほぼ変わらないという。育ってないことはありがたかったが、まだわからんのか!と少々がっかり。サクサクいこうぜ、サクサク!と思いつつ、脳内で(日本でかけてる保険は女性向けのやつだったよな、乳がんの治療費まかなえたかな)などと考える。
医師は「こういうケースでは、4回検査して確定診断を出します。まだまだ小さいし、あと2回検査して様子を見ましょう。次は、会社の定期検診のあとで」と言う。そうね、半年後にはまた定期検診あるからね。少なくとも半年後に、長くても1年後には確定できるでしょう。早く決めてしまいたいけど、保険内容の確認や治療費の相談がその間にできるわけだから、これから確認していざという時のための準備をしていこう。
私の周囲には乳がんサバイバーが何人かいて、子供の時からなんやかんや話を聞いているのであまり抵抗がない。「え!癌だなんて!」みたいなショックよりも「ああ、私もそうなんだー」「うち、ガン家系だもんなー」という感じだ。逆に、いざとなれば乳がんについて相談できる先輩たちが身近にいるのは心強い、とすら思っている。
今回診てもらっている専門医もしっかり説明してくださって嫌な印象は全くない。あの先生のもとで治療することになってもいいか、と思ってるので(医者は腕もあるけど相性も大きい、と思ってるからこれは大事)今のところの心配はお金のことくらいだ。まぁ、それも海外療養費制度でなんとかなるだろう。出産のときにそれも経験済みだ(帝王切開だったので)。
正直なところ実際の治療を受けるとなれば色々心境に変化も出てくるだろうし、日本と勝手が違うからあれこれ問題も出てくるかもしれないけど、今のところは平常心で受け止められている。
そういえばITP(特発性血小板減少性紫斑病)だけど大丈夫かな、もしも手術することになったら。そっちのほうが問題だ。とはいえ、なんでもなければそれに越したことはないので、早く確定してほしいなぁ、とまた最初に戻るのでした。
ピンクのくま、かわいいのぅ。かわいいのぅ。
anngleさんの記事 第46回『タイの「Manufacturing Expo」を知っていますか?
最新記事公開されています。
すっかりブログさぼりまくりで、anngleさんの記事公開告知になってますが忘れてないよ!忘れてない!
今、ちょっと仕事が…というのもそうだし、私が体調崩したり、息子が体調崩したりですっかり引きこもり状態です。あと、大河ドラマにハマりまくってるのでそれだけはせっせと活動してるけど、他になにもしてない…というのもある。ええ、ある。
すいません、言い訳です。
そんな中、先月の話になりますがManufacturing Expoというものに行ってきました。毎年足を運んでるんですけど、結構今年は変化が見られたりしたのでちょっとそのことをまとめています。
anngleさんのコラム 第44回と第45回記事をまとめて紹介!
ここのところブログに手を付けられずにいますが、アクセスしてくださる方がいるようで感謝感謝です。
下記、2つの記事がanngleさんに掲載されています。
よろしければご一読ください。
最近、タイ料理は全然食べなくなりました。子供の学校はお弁当だしね、お昼は自分のぶんもついでに詰めてしまえばいいので。たまに食べると「おいしいーー!」ってなりますが、それは「誰かが作ってくれたごはん」だからかもしれない…と思ったりするお母さんです。
こっちは結構シビアな話ですけど、タイ就職っていうと若い人も多くて「日本人なら誰でもひくてあまた」と思われたりしてるところあるかと思うんですが、そうでもないんですよ…ということです。でも、やる気あればチャンスはいくらでもあるので、ここに書かれていることも含めてよく考えてトライしてもらえたらなーと思います。
タイでの就職を否定しているわけではないので(別に私がえらいわけでもなんでもないし)本気でキャリアのひとつとして検討している人には相談にのります。信頼できる人材会社も紹介しますし、生活設営のお手伝いもしますので、上記記事を読んだ上でお気軽にご連絡ください。
tamako99★gmail.com
anngleさんコラム 第43回『タイ人にとって日本旅行はどこまで魅力的であり続けられるか?』
最新記事が公開になりました。
友人とよく「東京都バンコク区だからねー」なんて言うのですが、タイに、というかバンコクに暮らしていると日本のものはすごく簡単に手に入るし、日本料理も気軽に食べに行けるし、日本語メディア(フリーペーパーなど)もあるし、ネットもあるし、海外にいることを感じさせないほど日本にいるときと大差ない暮らしができたりします。これ、逆を言えばタイの人でも日本の情報を入手できて、お金があればリーチできる世界でもあるわけです。となれば、わざわざ日本に行かなくても…。
特にバンコクでオフィスづとめをする人たちは英語が(片言でも)できる人は多いので、欧米に足を向ける人が出てきてもおかしくないと思っていました。それが最近、私の周囲で起きていることじゃないか、と思い、今回の記事をしたためました。
オニツカタイガーも資生堂のパーフェクトホイップもバンコクで買えちゃうし、日本旅行の費用に少し足せば欧州旅行できちゃうんだもんね…。
最近。
忙しい。
本業がちょっととんでもないことになっていて、仕事がはるか上の方から降ってきたり、遠く離れた横の方からのヘルプ要請があったりしてほんとにとんでもない。挙句の果てに「キミは給料高いんだから」とか言われる。高いのは経験と知識、スキル、そして実績積んできたから高くなったのであって、そもそも責任の範囲外の仕事やるのはまた別の話では…と思うも、3年〜5年で任期を終えて入れ替わる人たちに私が何をどう評価されてきたかなんてわかるわけない。
はー、悲しき現地採用。
なんのためにタイに来たかといえば、ムエタイ見たり、好きなことをして楽しく暮らしつつ、欧州で働く機会を作るためだった。それがなんの因果か超ド級の日系ドメスティック企業に入ってしまい、子供を産んで一馬力で育てることになってしまい、大幅に人生設計が狂った。そのこと自体はあまり気にしてないからいいのだけど、今のままの仕事のやり方では全くもって困る。
のんびりすることができないのは持病持ちには非情だ。子育てに向き合えないのは片親家庭にとっては死活問題だ。子どもが何を考え、何が好きで、何をしてあげると喜ぶのかがよくわからなくなる。まだまだ小さいから親が見て聞いて話してやらないといけないことがたくさんある。そこができないのがジレンマだ。
昨年、ある人に「なんで働いてるのか?」と聞かれた。そんなものは決まってる。お金で余裕を買いたいからだ。お金で解決できることは実は多い。家事の外注や最新家電はその最たるものだ。
では、そのできた余裕で何をしたいのか?
自分と子供に手をかけたい。本を読んだり、友達と交流したり、子どもと遊んだり、子供の話を聞いたり、心の余裕を持って人と自分に向き合い、自分に自信の持てる暮らしをしたい。
とりあえず、今降ってきてる仕事をどうやってこなして行くか考えねば。ボーナスを励みに少し我慢。