また、明日。

マイペースにやってます。

レッツゴー海外!飛び出せ海外!

知人が、家族そろっての海外移住を果たしました。Facebookに引っ越しの報告を見かけ、おおおー!と嬉しさから雄叫びをあげかけました。その知人からは「【東南アジア某国】に行きたいんです」「うちの奥さんの方がむしろノリノリで」「子どもが慣れてくれるかが心配」と聞いていので、どうしたかなーとずっと気にしていたのですが、ついに!と言う感じでした。

 

子どもがいても、夫婦共働きであればそれなりの収入になりますから、日本人学校やインターナショナルスクールに通わせたり、シッターさんを雇っての子育ても可能だと思います。欧米に限らず、東南アジアでは夫婦共働きで家事を外注するような働き方は非常にポピュラーですし、言葉のハードルも欧米をめざすよりは(国によっては)低くなると思います。だから「いいじゃないですか、ご夫婦でチャレンジする気があるならいいと思いますよ」とお話していました。今回、家族そろっての移住ということで、夢を実現させたことは非常にうれしく、お子さんたちもよく決断したな、と感心します。特にお子さんたちはすでに就学年齢に達しており、お友達と別れる決断をするまでには親も一緒に相当悩んだのではないかと思います。

 

20年前とは異なり、海外に飛び出すことのハードルは確実に低くなりました。私世代なら「憧れのアメリカ」「オシャレなパリ」「伝統と歴史のロンドン」あたりが行き先としては多かった気がします。それも「留学」や「駐在」がメインで、「海外移住」というのはさらに高いハードルでした。最近では東アジア、東南アジア、南アジア、インド、そしてロシアや北欧なども現実的な「進出先」となり、留学のみならず働くチャンスが格段に増えたと思います。特にこの間に東アジアや東南アジア地域は経済的に重要な拠点となりました。そのために日本語で仕事ができる環境ができていたり、現地の人でもネイティブのように日本語を操る人が増え、進出のハードルはグッと下がっていると実感します。その根底には80年代に進出を始めた日系企業が現地でもたらしたものが多々あり、これらをチャンスと思うのであれば「日本人でもいくらでも仕事はある」と断言していいかもしれません。

 

安易な海外移住をすすめるつもりはありませんが、「ここではないどこか」にも選択肢があると思うといいかな、と思ってます。「世界に挑戦!」なんていう大げさなものではなく、「そっちにも仕事あるんだ」「そっちではこんなことが学べるんだ」くらいの気安さがあってもいいかな、と。そのための準備はもちろん必要ですけどね。