傷つく心と角膜
猫が怪我をした。
ある日、帰宅すると先住猫の目から大量の涙。目もきちんと開けていられない様子。キッチンの隅っこでじっとしていて出てこない。潜りこんで近くで見てみると、ビー玉のような目の中に血が滲んでる。猫の目は開いたり閉じたりする瞳孔の部分に、半球体のガラス玉みたいな部分がかぶさっている。その中で出血している。
すぐに獣医へと駆け込み、目の傷の具合を様々な角度から確認し、眼圧を測り、涙の量を確認し、血液検査をし、薬を塗り、抗生物質と抗炎症剤を注射して、目薬をもらって帰宅した。その日は2時間おきに目薬をさしてくれ、との指示があったのでほとんど寝られず。
翌日、再度獣医を訪問すると、出血は止まって眼圧も改善しているとの言葉。それからは感染症を予防するために抗炎症剤や抗生物質を飲ませ、瞳孔が固まってしまわないように(?)開く薬を点眼する、というのが続いている。
大晦日にやってきた新人猫はまだまだ小さく、遊びたい盛り。一方、先住猫は既に8歳と老年に差し掛かりつつある。元々気性がおとなしく、一人でのんびりしたいタイプには遊び盛りの雄猫との同居はストレスも多いはず。だからこそ色々と配慮していたのだが、まさか怪我をすることになるとは。
こんなことになったのは私の見通しの甘さもあるので、心が痛い…。先住猫にはただでさえ我慢を強いることが多く、申し訳ないと思っていたのに…と自責の念にかられつづけている。
ここのところ精神的に色々と削られることが続いていたぶん、家族が拠り所だったのに、まさか家の中でこんなことが起きるとは。
失明するようなことにはなりませんように。。。と思いながら、毎日点眼投薬とできることを続けている。
でも、なかなか薬飲んでくれないんだよね…。
我が家のおじょー。 #タイムラインをどアップの猫さんでいっぱいにしよう pic.twitter.com/3uFF259zMQ
— たまこ (@tamako99) 2017年2月23日