普段はビジネス書を手にとることなどないのですが、棚の前に何の気なしに立ったときに目についたので手にとってみたところ、私が今抱えているモヤモヤが言語化されている!ととてもうれしくなり、一心不乱に読みふけってしまいました。
仕事の問題地図 ?「で,どこから変える?」進捗しない,ムリ・ムダだらけの働き方
- 作者: 沢渡あまね
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2017/03/08
- メディア: Kindle版
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たとえば、チームの一体感ってどうやって作っていけばいいんだろう、どうしたら会社に愛着を持ってくれるんだろうか、というのは海外にある日系企業が悩む課題だと思うんですけど、たぶんそれ、ここに書いてることを読めばものすごくシンプルに解決できると思う。
日本人(上層部)だけで話をこねていて、現場に下したとたんに「え!どうしてできないの!?」もしくは「え!そんな簡単に解決できるの!?」なんてのもよくある話。こういうことが起きる理由もチャートできちんと説明されていて、しっかりと考え方・問題点をあぶりだしてくれます。
あとねぇ、私自身が今ぶちあたっているのが「モチベーション低下」なんですけど、これもちゃんと理由がきちんと論理的に説明できるんですよ、この本を読むと。そのことが結構びっくりでした。私が抱えているこのモヤモヤは誰にも分ってもらえない感情的な問題だと思っていたから。
それと、私が「これはきっと使える!」と思ってきた考え方やマネジメント方法なんかも書かれていたので、ある意味自分の会社に対する考え方に自信も持てました。なので、改めて提案していきたい、と思ったり。
こういうやりたい!やれる!提案してみたい!というワクワク感って大事ですよね。
まじめな話、上司にこれプレゼントしようか悩んでるところ…。