今朝、こんなことをつぶやいた。
誠実さのない人間関係は断ち切るが吉。
— たまこ (@tamako99) 2016年11月17日
これに対して、リアルな知人や友達から反響があり、びっくりした次第。
みんな、そんなに人間関係で面倒を抱えているの!?
そんな私は抱えてます。ええ、抱えてますとも。人生40年以上生きてるとなんやかんやある。断りきれない付き合いとか、色々としがらみのある関係とか、それこそ不義理を続けまくって「行けたら行きます」ばっかり言ってるとか、お会いしたいけど周りのあれこれがうるさくてできない関係とか。山のように色々ある。
でも、結局人との付き合いって、ご縁に始まりいかに誠実であるかに尽きる、と思う。
どんなしがらみがあろうとも、周りの評価がどうであろうとも、その人のことが好きであればその自分自身の気持ちに正直に向き合って行動するしかない。でも、相手のあることなので自分の気持ちだけではうまくまわらないのが人間関係。相手がこちらに対して真摯に・正直に・打算抜きでつきあってくれるかどうかはわからない。マウンティングしたり、陰でコソコソしたり、損得勘定コミコミだったり、それはもうエスパーでもない限りはわからないんだよね。
こちらの問いかけに対してどんな反応をするか、なんて相手の心を計るようなことはしたくない。だけど、あるときあることにちょっと気づいてしまった。自分に都合の悪いことはスルーするとか、私に連絡してくるのは用事があるときだけとか、自分の心の中にあるドロッとしたものをぶつける相手がほしかっただけとかとかとかとか。
誰だって「キミの事をいつも気にかけているよ」って言われたい。
あなたもそうかもしれないけれど、私もそうなんですよ。
誠実さが感じられない関係って、ものすごく消耗する。時間も無駄にするし、手間ひまも、こちらの気持ちも「無駄遣い」された気になる。相手に「消費」されてしまうことはとてもつらい。
消費したあと、何が残りますか?誰か幸せになりますか?
場合によっては自分の周囲との関係まで「無駄遣い」することになる。そこまでして付き合いを続けなくちゃいけないのか?仕事だったら「損得勘定」で割り切って線をひけるけど、友達だったら傷つくし、怖くなる。それは絶対にプラスにならない(断言)
友達とも話していたのだけど「その人の周囲に“古い友達”がいるかどうか」って結構重要ポイントだ。もしも誠実で楽しい関係ならば、いつまでも友達ってつながっているはずだ。たとえ一度切れたように見えても、それはきっと戻ってくるし、古い友達として名前があがったり、なんらかの話を聞くことがあると思う。でも、古い付き合いの友達がいないのは相手を消費しつくして、関係を食べつくしちゃったからじゃないのか。だから語る話もないし、語る名前もない。
楽しいだけじゃないこともある。時には喧嘩したり、意見の相違があったり、場合によっては傷つけあうこともあるかもしれない。でも、誠実につきあっていると時間ぐすりが効いて、しばらくすると「ああ、あの人も一生懸命なんだな」「あの人も大事にされたいだけなんだよな」ってわかってくるし、受け入れられるようになる。そして縁がまたつながっていく。一方的に消費されてしまうと受け入れられなくなるんだよね。「また打算?」なんていう疑心暗鬼の気持ちがわきあがる。
できれば楽しく暮らしたい。人とは丁寧に付き合いたい。
大事にしてもらいたいし、大事にしてあげたい。
それが出来ない人とは一緒にいないほうが「幸せ」
心の中にたまったドロッとしたものは、これから自分で濾してやろうと思います。
ちょっとだけ、ここに吐き出したから、これでおしまい。