また、明日。

マイペースにやってます。

ビーフではなく、私

つい最近のことなのだけど。

 

前髪のおさまりが悪くなってきた。元々クセのある髪質なので、湿度があがってきたからかな?季節的なものかな?と思っていたので、ブローするときに気をつけていたのだけれど、時間がたつとウネウネひどい。前髪長めのスタイルなので、生え際のウネウネは全体の印象を変えてしまう。どんなにこの髪型が気に入ってても、これでは台無しだ。

 

ちょうど美容室に行くタイミングだったので、美容師さんにそのことを話してヘアケアのアドバイスでも貰おうと思っていたら少し声のトーンを落として、

 

「あー、エイジングの影響ですね」

 

って言われた。ささやくように。

 

ああ、ついにここまで来たか。加齢の波よ、俺の髪の毛よ。ここで素直に諦めるのは嫌だ。まだ認めたくない。だって、私の髪は何をしても傷みにくく、パーマもヘアカラーもものともせず、ちょっとワックスつけたらツヤツヤになるやつじゃないか。今までお願いしてきた歴代の美容師さんたちにも、クセがあって多少パサついているように見えるけれども、健康ですよ、とお墨付きをもらってきたじゃないか。

 

「エイジングの影響だと思うんですが、左右の生え際が少し痩せてきてますね」

 

これが腹の肉ならなんと嬉しいことか。しかし現実は髪の毛。左右の生え際とは、いわゆる剃りこみを入れる部分である。

 

安いシャンプーでガシガシ洗おうとも、濡れたまま寝ようとも、パーマをかけようとも、カラーリングしようとも、これまではそれなりに元気でいてくれた私の髪。そんなあなたとはもうおつきあいの仕方を変えなくてはいけないのね…。

 

そういえば、私の母は美容室で買ったものすごく高いハーブ臭いシャンプーとコンディショナーを使っている。帰省のたびに「あなたなら使っていいわよ」と謎の許可が出る。「なんだよ、たかがシャンプーで。随分ないいようだな、贅沢してんな」と思っていたのだけれど、あれはきっとヘアケアに重点を置いた結果の母のアンチエイジングアイテムだったのだ。お母さん、今までわかってあげられなくてごめんよ。。。

 

髪のお手入れがされていると老けて見えにくいと言うし、ドラマ『カルテット』でも有朱ちゃんのカラーリングばっちり・ツヤツヤばっちり・毛先のお手入ればっちりな髪と、すずめちゃんと真紀さんの無造作ヘアの違いとその効果のほどを、ここのところ毎週見せられているので、髪質の変化というのは非常に由々しき問題である。

 

f:id:tamako99:20170227235606j:image

 

しっかしかわいいな!吉岡里帆さん!

anngleさんのコラム 第33回『タイ人との食事会におけるTPO』

 最新記事が公開になっています。

 

同僚と食事に行くたびに毎回ちょっと緊張するんですよね。「よし、今日は楽しむぞ」って。気合いを入れないと楽しめないのもどうかと思うんだけど、タイ語での会話についていかなくちゃいけないとか、うまいこと言わなくちゃとか、なんとなく気負ってしまいます。

 

「楽しむこと」がすごく上手なタイの人たち。毎回、自分を楽しませるその術を見習わなくては、と思うのでした。

 

anngle.org

 

anngleさんのコラム 第32回 『駐妻の友人からみる駐在員家族ライフ』

告知が遅れましたが、最新記事公開になっております。

 

駐妻vs現地採用って、どちらかというと敵対してる感じなんですよね。まぁ、その理由は色々あるにはあるんですけど。確かに生活レベルや趣味の話を聞いてると格差を感じるけれど、それはもう仕方ないこと。

 

ただ、ときどきその「セレブな駐妻暮らし」は自分が特別だから☆って思ってるっぽい人がいるみたいなので、それは旦那さんのおかげだよ、って思ってほしいなぁって思います。旦那さんがそれまで会社で培ってきた経験や実績の上に成り立ってるんだから、旦那さんに優しくしてね、って。会社では現地採用やローカル社員にあれこれ影で言われたり、上層部やにギャンギャン言われたり、出張者のワガママにつきあいながらも頑張ってるんだから。

 

そんな駐妻ライフも一皮むけばセレブでもないし、キラキラしてないこともあるんだなーというのが今回のお話。駐妻にも駐妻なりの悩みや義務感や責任感をもって暮らしてるんだよ、と。

 

anngle.org

 

お題 「何して遊んだ?」

今週のお題「何して遊んだ?」

 

あそび、と少し違うかもしれないけど。

 

小学校3-4年の頃、盛んにやっていたのが「たからものあつめ」だった。中身はたわいのないものばかりで、綺麗なリボンとか、お土産でもらったアクセサリーや星の砂なんかが入っていたことを覚えている。アクセサリーと言っても、貝でできたもので身に着けるにはちょっと…というものだった。でも「たからもの」だった。

 

私はそれらを大事に「白い恋人」の缶にいれていた。多分あれは54枚入りの缶だった。よく見ると今のものはディテールが変わっている。金具が金色で扇形をしているのは同じだけれど、蓋の部分は端にむかって傾斜がついていて、フチにリボンのような押し型がしてあって、裏底は金色で、中も金色の缶だった。

 

友達の家に行くときに箱ごと持って行き、お互いの宝物を見せ合ったり、時には交換したりプレゼントしたりした。誰でもいいわけじゃなくて、宝物を見せる相手なのでとても親しくて大好きなお友達としかこの遊びはしなかった。

 

でも、その子はいじめが原因で転校することになった。

追い詰めたのは私にも責任がある。

大好きなお友達だったのに、なんであんなことをしたのか。

 

その子が転校する少し前に最後の宝物交換をした。貝殻のネックレスをくれたのを覚えている。その日、悲しい気持ちとどうしてこうなったのかな、というぼんやりした気持ちのまま「ごめんね」と言ったら「ううん」と言ってくれた。

 

その言葉がずっと心に残ってる。

ごめんね。

じゃっじめんたる のーさんきゅー

誰かのことを裁くように語ることはありませんか?

 

「あの人はこうだからどうかとおもうよね」

「あの人のこういう言動が自分には信じられない」

「そう思うならこうすればいいのに」

 

うん、全て正しい。正論。

あなたの物差しで図るなら。

 

私の中にもそういう気持ちがないとは言わないけれど、できるだけ口には出さないように心がけている。自分の中に物差しがあることはとても大事だけど、できればそれは自分のために使いたい。他の人に自分の物差しを当てて「自分が正しいと思う言葉」で裁き続けていたら、その言葉がいつか跳ね返ってきたときに呪いとなって縛られる、と思うから。

 

裁くというのは、思考停止と同じだと思う。あることや人に白黒つけて要不要の箱に仕分けをして蓋をしてしまうのは”心穏やかに暮らすため”のテクニックかもしれない。けれど、その判断がいつかブレる日は来る。なぜなら人間は変わるから。自分も変わる可能性があるから。それならば、できるだけ判断はオープンにしておきたい。

 

どうせなら、誰かを裁くよりは誰かに寄り添う人でありたいと思う。誰かの言葉や行動を裁くよりも、どうしてそうなったのかを考える方に目を向けたい。たとえ堂々巡りで結論がでないものだとしても、誰かを断罪して呪いをかけるよりはマシだと思う。自分の可能性も、誰かの可能性も、潰しかねないことはとても怖い。

 

自分と周囲に呪いをかけ続けるようなことになりませんように。

今日も自分を戒める。

てまひまてまひま

まず、ひと呼吸おこう。

 

気持ちが焦ってるとき、空回りしてるときは脊髄反射しがち。一度、ギアを落として余裕をもたねば。何でもかんでもバッサバッサ斬り捨てるのがかっこいいわけではない。

 

こういうときは人付き合いや暮らしが雑になりがちだ。毎日、帰宅すると蚊取り線香をたくのだけれど、それすらパッと雑に火をつけてポンと雑に置いたらボーボー燃え盛ってびっくりすることになる(経験談)

 

「余裕がない」

 

結局はそういうことなんだろう。なんでもかんでもやっつけでは行き詰る。仕事がいい例だ。やっつけ仕事は大体どこかで帳尻あわせのための手間が生じる。たいてい、回収には3倍の手間がかかる。だからこそ、そんなときこそひと呼吸。

 

人付き合いだってそうだ。せわしないからと雑な受け答えをしていたら誤解を招くことになり、言い訳やらなにやらで3倍の手間ひまかけることになる。手間ひまかける必要のない関係なんてそもそもない。日頃から少しずつ少しずつメンテして、手間ひまかけるから付き合っていけるのだ。1度の雑な受け答えで壊す必要はない。

 

身体のメンテも同じだ。日々のケアを怠るとあっという間に衰える。かかとケアを見て御覧なさい。毎日少しずつケアしていればいいものを、放置しているからひび割れる。つるつるかかとを取り戻すには3倍以上の手間が必要だ。

 

って、何の話だっけ。

 

とにかく、脊髄反射で人付き合いしたり、仕事しては駄目だ。

自分に魔法をかける時間をつくるのだ。ホワイトウィッチだ。 

 

生活に潤いを。

かかとにクリームを。

 

深呼吸して、さあ頑張ろう。


f:id:tamako99:20170207000420j:image