また、明日。

マイペースにやってます。

日々に潤いを

 

わかる…。すごくわかる…。

 

かくいう自分が渋谷系世代(追いかけてないけど)で、洋楽大好き!UKインディーズ大好き!イカ天すらも要チェック!ロキノンは定期購読!という種類の人で、某バンド(複数)の追っかけもしてたし、創刊当時のCUTも読んでいました。特にフランス映画が大好きで、ぴあを買っては隅々までチェックし、毎週のようにミニシアターをはしご。そして現代美術は仕事絡みもあってちょこちょこ見ていて、特に現代UKものは好きでした。

 

そして今はジャニーズ好きを公言する日々。

 

実は私のジャニーズ好きはたのきんトリオからで、歴代ジャニーズグループはほぼすべて押さえています。光GENJIで大フィーバーを迎え、学校の先生に「もう少し控えてください」と怒られる日々を過ごし、その後それなりの年齢になって、はたと気づくのです。ジャニーズ好きを公言するのは「ちょっと恥ずかしいこと」だと。そのきっかけは洋楽を聞き始め「これは周囲とちょっと違う気がする」「洋楽はイケてるのでは!」と思ったから、でしょうか。

 

そこからは一気に自意識過剰の坂を転がり落ちます。とてもじゃないけどジャニーズが好きとか、BON JOVIが好きなんて表立って言えなかった。UKインディーズが!オルタナが!とか言わないと死ぬと(ほんとに)思ってた。友だちにバンドマンが多かったことも、ジャニーズ好きだということを封印する要因となっていたかもしれません。

 

しかし、今はもうおばさんなので、恥も外聞もありません。アイドルに感じるドキドキが現実世界を侵食することもないし、かっこ悪いと思われても誰にも迷惑かけてないことも知っています。おばさんになって神経が図太くなったともいえるでしょうし、現実を知って折り合いがつけられているともいえます。今もUKインディーズは大好きですし、今も好んで聞くのは当時のバンドです。だけど私はジャニーズが好き。それを公言することに昔のようなためらいはありません。

 

なぜなら、ときめきはホルモン剤!白馬の王子さまなんていないことは知ってる!ただ、平坦な毎日を少し彩るスパイスにしたいだけ!それがジャニーズなだけ!(むしろUKインディーズは生活に密着しすぎてスパイスにはもはやならない)

 

「疲れた毎日にジャニーズを」

 

まぁ、ジャニーズを好きだと言っても誰も死なないし傷つかない(はず)ので、好きな人は思う存分楽しめばいいと思っています。